歴 史

歴 史

すすきの稲荷通りの頃

かつて「すすきの稲荷通り」と呼ばれたこの通りは、大正から昭和初期にかけての往時に、花柳界として料亭や割烹などが軒を連ね賑わった区域です。
当時、華やかな芸者さんたちが出入りした料亭や割烹は高層ビルに建て直され、残念がら今はその面影すら残っておりません。

すすきの花小路振興会には、この「すすきの稲荷通り」の頃を知る方も会員として活動しております。
すすきのの中でも、昔ながらのビルオーナーが多く存在している数少ない通りの一つであります。

花柳界の名残

花柳界が隆盛を極めていた時代は、残念ながら昔の話となってしまいました。
すすきの全体に「花柳界」の面影はほとんど残っておりませんが、北海道神宮祭期間にあたる6月15日には「山車の町内曳き」が行われ毎年、現役の芸者さんが登場します。

すすきの花小路振興会誕生

平成9年11月、すすきので一番きれいな通りを目指して「すすきの花小路振興会」に改組いたしました。
主な目的としては、冬期間の歩道のロードヒーティングと除排雪作業を共同で実施するためのものでありました。

すすきの花小路の事業

この間、様々なイベント・お祭りへの協賛・協力を通して「すすきの花小路」の発展に精進してまいりました。
一例としては、2010年から薄野駅前通振興会有志がはじめた「薄野おもてなし縁市」への参加・協力があります。
それら振興活動の一環として、平成17年3月、すすきの花小路ホームページの立ち上げに至りました。

我々の目指す通りは、客引き・ビラ配りのない、お客様に安心して来て頂ける、すばらしい通りです。
今後とも、花小路に限らず、すすきの全体の発展を目指して、活動していく予定です。